8月3日(日)に放送されたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に私のご贔屓の伊武雅刀さんが出演されているのを観た。
私はたまに伊武さんの公式ホームページを見ている。。
大河ドラマに出演されるというこの情報もチェックして前もって知っていたので、昨日の放送は待ちに待ったものであった。
「軍師官兵衛」自体、最近の大河ドラマの中では気に入っている作品である。
とは言っても、そんな夢中になって毎週欠かさず観ているという訳でもないので、偉そうなことは言えないのだが…。
合戦の場面が軍師目線で描かれているのが面白いというか…、どこか昔ながらの正統派大河ドラマぽいようなところが好きというか…。
(昔っぽいって私が感じてるだけかもしれないが…)
やはり私はいろんな面で昔っぽい方が好きなのか?(笑)
見ていて「…変な感じ…」といった違和感も少なく安心して観ていられる大河だ。(人物描写とか、ストーリー展開の上滑りとか、キャスティングとか、いろんな面で私をそんな気持ちにさせる大河ドラマも過去にはあったから…笑)
前半は、主人公に翳りがないことが物足りなかったが、後半はそうでもなさそうな展開が益々ありそうで、ドラマとしても、その点も楽しみにしている。
伊武さんが演じるのは茶人、千利休である。
武将ではないから、きっとここは深みのある「静」の演技だろうと予想していた私(あのビッグネーム千利休だし)。
もしや、利休にデスラー総統の面影探しをできるかもしれないなぁ…などと自分の趣味丸出しの気持ちを抱きながら(笑)、大いに期待して観た。
結果、「あっ!あっーっ!これは!!なんか、ちょっといいかも!!」と…、私の昨夜の反応である(笑)。
伊武さんは、時にはコミカルなうんと弾けた演技もなさるし、渋くてしみじみとした燻し銀のような演技もされる。
又、ドドーンと超迫力のある、震え上がる位のうんと怖い人の役だってこなされる。
ほんとに多様な面を見せてくださる俳優さんだ。
私はそれらいろいろを楽しみにしながらも、最近は急性デスラー総統大好き病に罹患した為(強烈な病だよ・笑)、心のどこかで総統っぽいものを今の伊武さんの中にも垣間見たいという我が儘な望みをいつも抱いている。
なので少しでもそんな片鱗を感じると勝手に一人で萌えている(苦笑)。
私には今回の利休に、それらしきニュアンスが感じられて、非常に魅了された。
勿論総統は茶人でもないし、千利休でもないから、感じられたのは微かなニュアンス程度かもしれないが…。
でも全然イメージが違うというわけじゃなかった、むしろ面影なら十分に探せるレベルでもあった。
私がこのところ求めていた、深みのある(一筋縄ではいかぬ人特有の深淵を感じさせる雰囲気とでも言いましょうか…)「静」の伊武さんの演技がここにはあった。
きっと今、千利休にこんな理由で萌え萌えなのは私だけだと思うけど…(苦笑)。
ああ、このドラマの今後の展開スピードはどのようになるのだろうか?
秀吉が天下を取って、利休が彼に疎まれ、ついに死を賜ることになるまで、どのくらいの放送期間があるのか?
なるべく長く利休には生きていてもらいたい。
あの伊武さんの演技を観続けていたいのだが…。
うーん、意外と早くこのパートが過ぎてしまいそうな危惧もなきにしもあらずという気もして…、心配です!!
NHKがらみの話題としては、ほんの少し前に放送されたNHKのBSの「孫のナマエ. ~鷗外パッパの命名騒動7日間」という森鴎外のドラマに伊武さんが主演されているというのを知って非常に観たかったのであるが、いかんせんウチってBSは観られないのだ。
ハハハ…、悲しいなぁ~(涙)。
NHKよ、うんと後日でもいいから地上波でもやってよ~!!(お願い!)
ふと、自分を振り返って…、伊武さんに対するファン度が以前より明らか上がっているような気もするんですが…?、気のせいだろうか…(笑)。
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