わが家の庭、例年に比べ今年は1週間程バラの花の咲き始めるのが早かったように思う。
毎年4月中に咲くのはモッコウバラぐらいで、それが終わるあたりから、マダム・アルフレッド ・キャリエール、ルイ・14世、つるゴールドバニーやチャイナ系のバラなどがチラホラ咲き始めるというのがいつものお決まりだ。
それが今年は、4月末の時点で、もう結構いろんな種類のバラが咲いている。
やはり3月が妙に暖かったせいだろうか?
桜の花も早めに咲いたように、バラも影響を受けたのかもしれない。
しかし、元々こういった植物たちの生育は、私のような未熟者の考えの到底及ばぬものであると常々感じている。
20年位庭いじりをしているが、植物が私の予想どおりに育つなんてことはまず無い。
予想外の大繁殖があるかと思えば、はたまた、とりわけ大切に扱っていたのに突然の枯れ、絶滅なんて日常茶飯事だ。
まあ、そういった想定外のことが起こるところが、ドキドキさせられて面白いのだけど…(もしかしたら、私がヘタクソなだけかも…?苦笑)。
去年の春のこと。
一昨年の11月半ばには入院していたので、バラの手入れについて、ちょうど12月・1月に鉢からバラを抜いて植え替える作業ができなかった。
あの時は結構深刻な状況だったので、それはしかたのないことだった。
とはいえ庭の植物のこともそれなりに気がかりだったので、最低限の枯らさぬお世話を家人にくれぐれもと頼んでいた。
乾いているようだったら忘れずに水遣りをすることと、全部の鉢の土の表面に肥料を撒く(寒肥)というのをお願いした。
退院した後、私自身もそれと同等の世話しか出来なかった。
十分な手入れができなかった分、「いつものように咲くかな?心配だわ…。」と思っていたところ、なんといつも以上に物凄く沢山花が咲いたのだ(えー?!私の今までしてたお世話って何だったの…、要らなかったのか?!笑)。
まあ、生育には天候も大きく関係するものだから、こういうこともあるのかな…?という風にこの嬉しい誤算を解釈した私だった。
ところが、今期である。
実は、私は今期の冬も植え替えをサボっていたのだ。
小さい鉢は一応植え替えはしたが、大きい鉢は疲れるので表面の土をシャベルで取って、新しい土を補充するという手抜き作戦でやり過ごしたのであった。
ああ、体力的に楽ちんです。
楽な分、いつも面倒くさがってやらなかった有機配合肥料を土上に載せるを2回、有機石灰を載せるを1回というのをやってみたのだ。(バラだけでなく、どの植物の鉢にもやってみた)
これの効果なのだろうか、春先になると庭の植物たち、やけに葉っぱがフサフサに繁り始めたような気がした、…いや、実際繁っていた。
きっと肥料が効いたのだろう、有機配合肥料恐るべし!!!(笑)
冒頭にも書いたように今年は気候もバラ、その他の植物にとっても悪くはなさそうである。
少なくとも、春の時期は私の住む近畿地方はいい方じゃないかな?
満開時期も前倒しになるかもしれないが、結構咲くかも。
今から、非常に楽しみにしている私です!
今年、庭の害虫について特記すべきことは、ナメクジが多いということだろうか(書くのもおぞましいけど…苦笑)。
毎年の3倍はいるような気がする。
彼らの活発な活動の時期も毎年より早い気がする。
私は、割り箸で捕獲殺害駆除派なのだが、夜8時頃に懐中電灯で庭のあちこちを照らして奴らを探しまわっている姿はちょっと怖いものがあると思う(笑)。
先日、一晩で60匹ぐらい殺害した。(こう書くと物騒な感じです)
こういう大量虐殺が何回か繰り返されない限り、食害は一向に減らないのだった。
ナメクジにとって私って、進撃の巨人の巨人みたいな感じだろうか…(私はナメクジ捕食したりはしないけど…汗)。
庭の写真を少しUPしました。
もっと咲いたら又UPしようと思います。
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